フリーランスにも PDCAの活用ができます。
元々は、製造工程の改善方法の手法として使われていました。
現在では、業務効率化のためのフレームワークとして、企業や個人に利用されています。
「もう古い」と言われることもありますが、目標設定に向けたあらゆる課題に適応できる有用なスキルです。
事業戦略にでも、組織作りにでも、個人の業務改善にでも、あらゆる業務に必要なスキルとなっています。
PDCAサイクルを早く回すことで、個人の成長にも繋がります。
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PDCAサイクルとは

Plan(計画) ⇒Do((行動)⇒Check(評価)⇒Action(改善)のサイクルを繰り返し回すことで、業務の改善を目指していくフレームワークの一つです。
Plan(計画)
Do((行動)
Check(評価)
Action(改善)
の頭文字を取ったものが、PDCAです。
PDCAサイクルのプロセス
Plan(計画):

まず、PDCAサイクルを回す際のスタート地点です。
ここがうまくいくかどうかでPDCAサイクルが成功するかが決定します。
一番大事です。
詳細に計画を立て、自分が何を目指し、何を行うのかを明確にしておきます。
いつまでにどれくらいという、期日と数値目標を決めておきます。
実行するのに無駄な時間を取らせないためでもあります。
実行するために必要な資源や現状を明らかにして、計画に入れます。
【必要な資源】:
には、
人的資源(ヒト)・物的資源(設備)・財務的資源(予算)・時間的資源・情報的資源があります。
物的資源(設備)・財務的資源(予算)は
使用できる予算の範囲があらかじめ決まっているので、
人的資源(ヒト)・時間的資源・情報的資源を見誤らないように見積もっていくのが大切です。
人的資源(ヒト):
自分自身のスキルの確認をし、人的ネットワークの獲得と活用で自分に不足している部分を補います。(外部資源としての活用をします。)
時間的資源:
計画を実行していく上での時間の見積もりは適切かを確認します。
情報的資源:
背景となる条件について不明な点はないか、見落としがないかを確認します。

【現状】:
最終的に期待する姿に繋げるための課題を抽出します。
課題:
①推し進めることに不安がある
②何が困難なのか
③どうしたらよいか
④解決するには○○したら良い
①~④の流れで、建設的な思考に頭を切り替えて課題を形成します。
課題が形成されたら、目標設定します。
目標設定:
①いつまでに ( When)
②何のために (Why)
③達成状態を具体的に表現 (What)・・・イメージがすぐ湧くような表現
この3点を明確にしておきます。
例:
①20○○年○月までに
②強みである○○○○技術を生かして、△△△△分野でトップと認められるために
③扱い業務を□□□□に絞り、完成度の高さでリピーターを○○%増やす。
など。
目標は、あくまでも実現可能な範囲でなければなりません。
あまりにも無理があれば、理想ばかりを追っていることになり、
うまくいかなかったときに、工夫をするよりも、どうせ無理だからと諦めが出てきてしまいます。
少し頑張れば、達成するかなという高みが良いのです。
Do((行動):

必要な資源を調達し、計画を実行し、成果を実現するDoのプロセスです。
計画通りに進める事が大事です。
途中での問題点は、記録するにとどめ、次回のPDCAサイクルに生かすようにします。
何をいつまでにと明確に計画されていれば、進捗状況の把握も容易になります。
Plan(計画)の重要さが響きます。

※仕事の効率化と有効化という観点から、「こだわる仕事」と「さばく仕事」に分けて考えましょう。
「こだわる仕事」は、目的や成果に対して試行錯誤しながら実現をはかっていく仕事で、慣れていない仕事でもあります。
時間・できばえ・費用の基準があらかじめ決まっていないので、担当者の姿勢や力量によって仕事のできばえが変わります。
「さばく仕事」は繰り返し型の仕事を行いながら目的を達成していく種類の仕事です。
時間・できばえ・費用の基準が明らかになっていて、マニュアル化・標準化することが可能であり、定型化できる仕事になります。
「より安く」「より正しく」「より早く」「より楽に」という「安正早楽」の観点からとらえられる仕事になります。
「こだわる仕事」と「さばく仕事」は、その優先順位を巡ってせめぎ合いますが、勝つのはいつも「さばく仕事」です。
行動を望ましい方向へ導くためには、「こだわる仕事」と「さばく仕事」のバランスを取ることを絶えず心がけておかなければなりません。

Check(評価):

Plan(計画)で設定した目標がどの程度達成できているのかを評価します。
主観を入れないで、評価基準は数値化できる項目にし、実行した結果を評価します。
問題が出ていたり、その予兆を発見したときに適切な行動をとれるようにしておきます。
日頃から、問題の予兆に対するリスク感受性を磨いておくことが大切です。
目標を確認するときのポイント:
できなかった要因を振り返り、できた要因も振り返ります
①目標の難易度は妥当だったか
②途中で目標の意味や重要性が変化していなかったか
③成功要因は、次期に再現することは可能か
④障害要因は、次期にどのような影響を及ばすか
です。

Action(改善):

Check(評価)で振り返って分かった、できなかった要因やできた要因を踏まえ、目標達成に向けた改善案を考えます。
評価した結果を、次のPDCAサイクルのPlan(計画)にフィードバックします。非現実的な改善案にしないで、現実的な改善案にします。
ここから、またDo(行動)に戻り、同様の手順を繰り返します。
課題や解決案であれば、Do(行動)に戻ってPDCAサイクルを回せば良いですが、目標設定からやり直す必要があれば、Plan(計画)から変更しなければなりません。
Check(評価)で出てきた要因によっては、どこから再度PDCAサイクルを回すかが変わってきます。
PDCAサイクルのメリット・デメリット
PDCAサイクルの メリット
●目標や課題が明確になります。
Plan(計画)の段階で、明確な目標設定をしていて、目標に至るまでの課題設定も明確になっているので、具体的に取り組みやすくなります。
現状との開きが明らかになるため、解消するにはどうすれば良いか、具体的な行動が生まれます。
●課題を見つけやすいです。
目標と現状との開きが明確に見えるので、改善策が考えやすくなります。
●業務改善ができます。
元々、業務改善手法の一つなので、正しく使えば、業務改善をしていくことができます。
PDCAサイクルの デメリット
●回すこと自体が目的になってしまうことがあります。
本来達成すべき目標を見失ったり、サイクルを回すことに過剰な労力を費やし、他の業務を圧迫しかねません。
PDCAサイクル自体も、適切に実行されているかを定期的に検証する必要があります。
●作業量が増加してしまうことがあります。
PDCAを回す上でのタスクが増加するので、目標を見失ってしまうと、そのタスクが「無駄な作業」になってしまいます。
必要以上に時間をかけないようにしましょう。
●業務の改善には時間がかかります。
スピーディな実行と判断が求められる場面には不向きといった性質があります。
自己効力感
「自己効力感」がモチベーションの源泉となります。
「自己効力感」とは:
・目前の出来事をコントロールできると信じている状態であり、
・ある成果を生み出すために必要な行動を自分はうまくやることができる、という信念を持った状態のことを指します。
「自己効力感」を生かして、
楽しく、強く、業務を進めていきましょう。



